本日、5・6時間目に開校記念行事 山井綱雄講演会が行われました。
山井さんは本校の卒業生で、金春(こんぱる)流能楽師。
2014年には文化庁文化交流使に就任し、文化庁長官依託の日本国文化特使として、アメリカ、カナダ、ヨーロッパにて日本伝統文化の普及と外国文化との交流に尽力。
その他、NHK大河ドラマ「真田丸」に能シテの演出と能楽監修・指導を行うなど各界で活躍中。
詳しくは山井綱雄公式サイト http://www.yamaitsunao.com
今回は
『能にみる日本人のこころ~世界のなかの日本~』
というテーマで講演。
能の歴史から能の持つ素晴らしさなど実際に謡や舞を披露しながらわかりやすく話をしてくれました。会の中ほどに能の演目である「高砂」を全校生徒で謡う場面もありました。また、本校の中学生が行っている、藤嶺学林遊行塾で山井さんの講座を受講したことのある生徒全員約40名で「高砂」を披露。さすが、経験者は姿勢・声の出し方が違いました。
また、面もお持ち頂いて、代表の中学生が実際に装着させてもらいました。
「能面」とは表情のないという意味で使われていますが、本当はあの有名な絵画「モナリザ」と同じで、全ての表情が含まれている芸術であることも知りました。
講演の中で、
「世界中の人々と共存共栄していくこと。」
「日本人が伝えるべきことは、今までもずっとやってきたこと。それを絶やさないこと。」
「失敗の先に成功がある。自信を持って、前に進んでほしい。」など貴重なアドバイスも頂きました。
そして最後に
「胸を張って自分のことを、そして日本を語れる男になってください。」とお言葉を頂きました。
山井先輩、ありがとうございました。
藤嶺藤沢 とうれいふじさわ tohrei-fujisawa 学校行事
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