神奈川を歩こうseason3-ⅩⅠ
今学期の最終回は、二ヶ領用水の2回目です。
前回の上河原取水口より少し下流の宿河原取水口からスタートです。
途中まで、せせらぎ館の橋本さんに案内していただきました。
前半のメインは、船島鉄橋です。
南武線の線路(鉄橋)を腰を屈めて潜ります。
宿河原駅から久地駅まで、一駅ですが南武線に乗って移動し、さらに久地駅前からバスで移動して、後半のメインは、久地の円筒分水です。
昭和16年(1941年)に完成したこの施設は、江戸時代から続く水争いに決着させた画期的なアイデア施設でした。サイフォンの原理と円周を使った水配分で、不満を持つ農民はいなかったそうです。
真珠湾攻撃を行い、アジア太平洋戦争に突入していった同じ年に、地域の人たちは素晴らしいアイデアで、長年のわだかまりを解消したのです。
次回、2学期は小田原方面を踏査する予定です。
お楽しみに!
藤嶺藤沢 とうれいふじさわ tohrei-fujisawa 遊行塾
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