今回は、学生時代の自慢話をさせてください。英語研究会(E.S.S)に入部した私は、英語弁論大会への出場をめざして活動をしていました。弁論大会に出場するためには、予備審査を通過しなければなりません。審査は、原稿審査とテープ審査から成り、多くの大会では10名程度が本選に出場することができます。初めて応募した桜美林大学学長杯では予選を難なく通過し、本選では3位入賞を果たしました。弁論はその当時、社会問題となっていた「校内暴力」を扱ったものでした。初めて出場した大会で私が入賞することは、誰も予想していませんでした。
調子に乗って二度目の大会は、東京女子大学英語会(Queens’Garden’s Societyと呼ばれる男子学生あこがれの英語部)主催の弁論大会に応募しました。結果は予選落ち。予想通りの結果で、特に落胆はしませんでした。すると、大会が行われる2週間前に、突然大会本部から本選出場依頼が飛び込んできました。出場者に欠員が生じてしまったとのことでした。つまり、私のスピーチは予選では次点だったようです。あまり気分は乗りませんでしたが、周りからの後押しもあって本選に出場することを決意しました。
次回につづく…。
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