本校の学生食堂(藤嶺カフェ)の人気No.1メニューは「牛丼」だそうです。それに、定番のラーメン・カレーが続きます。今回のテーマは「牛丼」を取り上げてみましょう。
私は、大学時代に2年間、今は無き「どんどん」という牛丼店でアルバイトをしていた経験があります。ですから、牛丼には少々うるさいのです。深夜のアルバイトということで、接客はもちろん、調理も任されていました。牛丼の質を左右するのは、もちろん「牛肉」ですが、美味しさに影響するのはそれだけではありません。大切なのは、こまめな「脂抜き」なのです。大きな鍋に大量の牛肉を投入して煮込んでいくわけですから、それ相当の「脂」が浮き出ます。「脂」が浮き出た状態で長時間放置すると、ギトギトした脂ぎった牛丼になってしまいます。これでは美味しくありません。
アルバイトと言えども調理を任された以上、こまめな「脂抜き」を心がけたものです。
私立学校も牛丼店と同じように「こまめさ」が求められていると思います。黒毛和牛には勝てないかもしれませんが、外国産牛肉でもこまめに脂抜きをして、より美味しい「牛丼」になるよう努力すべきだと思います。「吉野家」派、「すき屋」派、「松屋」派など、人それぞれ好みはあると思いますが、私は店名だけで決めない方が良いと思っています。
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