(今回は「ラジオ」の話ではありません。)
テレビ東京のシリーズ番組に「池の水ぜんぶ抜く~」というものがあります。第1回放映は2017年1月15(日)でその時のタイトルは「第1弾 緊急SOS危険生物から日本を守れ!池の水を全部抜いて全滅大作戦」でした。池の水を抜いてみると、特定外来生物とされている魚やカメなどが想像以上に多く生息している状況、そして、絶滅危惧種や準絶滅危惧種とされる在来生物も片隅で生き残っている状況などをテレビ番組化して放映しており、現在のところ第43弾(5/2)まで続いています。最近は見ていませんが、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)、田中直樹(ココリコ)をMCとして、多彩なゲストや専門家が出演し、放映開始当初は類似番組がないことや、外来生物生息の現状を新たな切り口で見せる番組としての面白さがありました。
さて、本日の「読売新聞オンライン」に「“地球最悪の侵略的植物”淡路島で畑に広がる…」というセンセーショナルな記事がありました。「地球最悪の侵略的植物」とは、特定外来生物の水草「ナガエツルノゲイトウ」だとありました。Wikipedia上でも「地球上で最悪の侵略的植物」と記載されています。陸地、湖沼、海浜に生息・繁殖し、繁殖力が強いため駆除が難しく、畑や水田への影響があるそうです。
温暖な日本で生息してきた在来種は、たくましく繁殖力の強い外来種には弱いのかもしれません。動植物を扱う際には「生態系に悪影響を及ぼすリスクがある」ということを認識しておく必要があるということです。
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