三日月
先週11月5日(金)が「旧暦10月1日」で新月でした。したがって、11月7日(日)は「旧暦10月3日」で「三日月」……17時半過ぎの西の空に細~い月が見えました。そして、昨日11月8日(月)のお月様については、ウェザーニュース社のHPに「今日8日(月)は細い月と金星が大接近 日没後は南西の空に注目」という見出しの記事が載っていました。その記事は「日が沈むと肉眼で細い月と金星の大接近が見られます。南西の方角が開けた場所から、寄り添う月と金星の様子をお楽しみください。」ということでした。果たして……職員室の窓から体育館の屋根の上を見ると……見えました!記事の通り「寄り添う月と金星」でした!いつまでも見ていたい光景でしたが、やがて雲が広がり見えなくなってしまいました。
お月様がまだ見えているときに、職員室に国語科のM先生がいました。M先生も月を見ていたので、「一首できた?」と訊くと、しばらくして月が隠れた頃に次の短歌を詠みました。
辛くとも希望は捨てず悲しみも苦しさも越え蓮華を思ふ
私がキョトンとしていると、「月隠れ(つきかくれ)です」とM先生は言うのです。再び私がキョトンとしていると……「辛くとも」の「つ」、「希望は捨てず」の「き」、「悲しみも」の「か」、「苦しさも」の「く」、「蓮華を思ふ」の「れ」……さすが国語の先生!さすがM先生!あっぱれでした。
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