GAFA
以前は「GAFA(ガーファ)」と耳にしても何のことだろうという感じでしたが、最近は巨大IT企業である「Google,Amazon,Facebook,Apple」のことだとわかる人が多くなりました。パソコンやスマホの利用者で、GAFAのどこにもお世話になっていない人は恐らくいないでしょう。私自身は……大なり小なり4つともにお世話になっています。なぜ非常に多くの人がGAFAのお世話になっているかというと、「利便性」「高性能」「人的交流の活発化」「収益アップ」など人それぞれに理由があると思います。しかしながら、そのメリットとデメリットは表裏の関係であり、特にプライバシーに関しては心配な面があるようです。例えば、先頃報道されましたが、メタ・プラットフォームズ(旧: Facebook,Inc.)は、フェイスブック上で写真や動画に写っている人の顔を自動的に識別する顔認証の機能について、プライバシーに配慮して近く廃止するということです。
詳しくは以下のようになります。
フェイスブックでは蓄積されている膨大なデータをもとに、写真や動画に写っている人の顔をAI=人工知能で自動的に識別してタグ付けすることで、他人が投稿した写真に自分が写っている際に通知されるサービスを提供してきましたが、利用者の間でプライバシーの侵害にあたるという懸念が強まっていることなどを受けて、会社は「利用を制限することが適切だ」として、顔認証の機能を今後数週間以内に廃止するとしています。これに伴って顔認証のために蓄積されてきた10億人以上のデータは削除されるということです。
このことからも、巨大IT企業がいかに膨大な情報を集めていて、それを利用しようとしているかがわかります。GAFAとともに暮らしていく私たちは、「情報リスク」についてある程度覚悟しなければならないということなのでしょう。
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