ペットボトルのキャップを投げて野球と同じように打ち返す、「キャップ野球」の存在をご存知でしょうか。2019年に関東地区でリーグが発足し、「東西統一蓋祭」と称する日本一を決める全国大会が毎年3月に開かれています。現在、全国で大学生を中心に約90の団体が活動しているそうです。
本校の2年生も昼休みになると、5~6名のグループで「キャップ野球」を楽しんでいます。特製のプラスティックバットを作って、様々な形で変化するキャップを弾き飛ばしています。キャップの材質や形状によって変化のしかたが変わるようです。チェンジアップ、フォーク、スライダーなども自在に投げられるのです。
一見すると、どのメーカーもどの種類のドリンクも同じように見えるキャップですが、投げやすさに違いがあるようです。「キャップ野球」の創設者である京都大学法学部在学中の日野湧也さんの分析では次のようになります。投げやすさ第一位は「爽健美茶」。大きさ、高さ、重量感どれをとっても完璧だそうです。第二位は「南アルプスの天然水2L」。薄くデザインされたキャップの安定感が最高のようです。第三位は「綾鷹」。軽くて丈夫で手に入れやすいキャップということです。
どうでも良いことのように思えますが、それぞれの蓋にはそれぞれの特徴があるということを知りませんでした。どれも同じ形状だと勝手に思っていました。新しい発見です。ぜひ、試してみてください。
本校ではペットボトルの持ち込みは可能です。生徒会が主体となって中学棟内にもペットボトルを捨てるゴミ箱が設置されました。キャップとラベルをはずし、ボトル内を空にして捨てるというルールになっています。各クラスの環境美化委員が定期的にリサイクルセンターまで運ぶという役割を担っています。ルールに違反するとゴミ箱が一定期間撤去されてしまいます。ルールを守ることの大切さを生徒たち自身でつくりあげています。
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