ゴルフのメジャー選手権のひとつであるマスターズ・トーナメントが行われました。交通事故で大怪我をしたタイガー・ウッズ選手の予選通過は感動的でした。連覇を狙った松山英樹選手は残念ながら14位に終わりました。
大会直前に、歴代王者が集結する晩餐会「チャンピオンズディナー」がオーガスタ・ナショナルGCのクラブハウスで行われました。今年は松山選手が考案した日本食が振る舞われたそうです。前菜の「寿司・刺身・焼き鳥」から始まり、「銀だらの味噌焼き」「宮崎牛のステーキ」、そして「あまおうイチゴのケーキ」で締めくくったそうです。参加者は松山選手が考案した献立を絶賛したそうです。
私も外国からのお客様を「おもてなし」するために、さまざまな和食を紹介してきました。「寿司」「すき焼き」「天ぷら」を知らない外国人はいませんので、代表的な献立を避けて和食を楽しんでもらいました。
最も称賛された和食は「しゃぶしゃぶ」です。牛肉の脂分を落として食する食べ方はヘルシー志向の女性の方々に好評でした。ヘルシーな料理ということで「湯豆腐」や「湯葉」料理も紹介しましたが、今ひとつ口に合わなかったようです。さらに、まったく食べてもらえなかった料理は「鶏わさ」です。所謂、生ものの中でも鶏肉を「なま」で食する文化は外国の人たちにとっては信じられないといった様子でした。
日本を紹介するためにどのような「和食」でおもてなしするかはいつも悩みます。特定の日本料理の店に連れて行くと好き嫌いがありますので問題が生じてしまいます。私の経験値から、一番楽しんでもらえる和食店は「居酒屋」であるという結論に達しました。特に炉端焼きの店はさらに興味を引くこと間違いありません。
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