残念だなぁ……
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にちなんで、鎌倉市観光協会は「鎌倉殿13人の重臣たち ゆかりの地」を定めており、私が住職をしている鎌倉市西御門来迎寺は「ゆかりの人物 源頼朝」となっています。このことについては、昨年のブログで「半分嘘で半分ホント」と書きました。
昨日(4/18)、NHKの番組制作会社から電話があり、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、頼朝が亡くなる回のドラマ終了直後の「紀行」で来迎寺を扱いたいので撮影させて下さい、と言われました。もしかしたら、「紀行」の取材・撮影の申し込みがあるかもしれないとは思っていました。しかし、「頼朝が亡くなる回」とは思っていなかったので、撮影申し込みの電話をしてきた女性に正直に話したのです……「源頼朝法華堂」が明治初年に廃されたときに安置されていた仏像が弊寺に3体移されていますが、頼朝の時代のものではないので、頼朝は拝んでもいないし見てもいませんよ、と。すると、その女性は一瞬「エっ⁈」と言い、「そうなんですか……」と。私が「再検討した方がいいのでは?」と言うと、「そうさせて下さい」となりました。
上記3体の仏像は、いろいろな博物館の特別展への出陳要請がたびたび来る素晴らしい仏像ですが、頼朝とは無縁……あ~残念……うちのお寺が、そして私が再びテレビに出たかもしれないのに(かなりミーハー⁈⁈⁈)……「再検討」の結果はたぶん「ボツ」となることでしょう。
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