藤嶺学園藤沢中・高等学校 blog archive

高校教頭ブログ(9/12)

藤嶺広報 2022-09-12

いよいよ

 9月も半ばを迎えた高校3年生にとっては、いよいよ大学入試が近づいてきたと感じていることでしょう。いわゆる「年内入試」のうち、「総合型選抜」では、出願がすでに始まっている大学もあります。また、「学校推薦型選抜」では、公募制と指定校制がありますが、まもなく学内審査が始まります。そして、主に「一般選抜」を希望する生徒が受ける「大学入学共通テスト」の出願は9/26から始まります(現役生は学校から一括出願)。
 「年内入試」(総合型選抜と学校推薦型選抜)は、従来型で筆記試験中心の一般選抜(一般入試)が1~3月にあるのに対し、9~12月に実施され、年内に合否が出ることが多いものです。2021年度の大学入学者約61万5千人のうち、総合型は約7万7千人(12.7%)、推薦は約23万1千人(37.6%)となり、合計で初めて半数を超えたとのことです。大学側の「年内入試で入学者を囲い込む」流れと、受験生側の「一発勝負の一般入試より、早めに合格できる年内入試を選ぶ」流れが合わさり、「年内入試入学者」の割合は増えていくものと思われます。
 しかしながら、最後までモチベーションの炎を絶やさずに第一志望合格を目指す「一般選抜」はやはり捨てがたいと思うのです。受験までのその道のりにおいて、さまざまな力が身につき、そして合格したときの達成感はまた格別なものとなります。
 いずれにしても、とにもかくにも、大学進学を目指す藤嶺生の健闘を祈っています。