9月22日(木)、3年ぶりに各学年に分かれて体験学習が行われました。3年生は企業や商業施設での職業体験。2年生は東京上野での文化体験。1年生は横浜エリアで各施設を回る自主研修が行われました。
私は2年生に同行し、午前中は東京都美術館へ。午後からは鈴本演芸場にて落語を中心とした話芸を鑑賞させていただきました。中学校時代の美術の成績はいつも評定が2。芸術的な才能が全くない私でしたが、「ボストン美術館展」は結構楽しめました。
昼食はあの有名な上野精養軒でハヤシライスを食べたかったのですが、15分程度しか時間がなくなってしまい、コメダ珈琲でアイスコーヒーとサンドイッチを大急ぎでいただきました。生徒たちにはせっかく上野へ行くのだから、マックやKFCでの食事は避け、「せっかくグルメ」を食するように促しました。多くの生徒たちは、天丼やとんかつ、そしてステーキなどの老舗の味を堪能したようです。中学生にとっては1,800円の天丼は贅沢だったのかもしれませんが。
多くの他の学校も上野周辺で課外活動を行っていました。鈴本演芸場並びのイタリアンレストラン「サイゼリヤ」から10数名の中学生が食事を終えて出てきました。ある男子生徒がレシートを見ながら叫んでいました。「サイゼリヤって、結構高いなぁ!」。思わず、苦笑いしてしまいました。食べ過ぎて1,000円程度使ってしまったようです。
保護者の方にはご負担をおかけしましたが、本物の日本文化を体験させてあげることを今回の研修テーマとしました。鈴本演芸場での噺家さんたちの話芸には、初めて寄席を体験した2年生たちが圧倒されていました。3時間に及んだ相撲観戦もあっという間だったようです。今回の行事を通して、「本物のすごさ」を教えてあげられたような気がします。
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