3年ぶり
2020年3月以来のコロナ禍により、学校生活はさまざまな制約を受け、特に学校行事への影響は著しいものがありました。「第7波」は「オミクロン株」で、感染力は非常に強いけれども、重症化の度合いは低いために、学校はできるだけ平常へと向かっています。藤嶺藤沢でも、1学期に中高別ではありましたが3年ぶりに体育祭をおこない、8月にはやはり3年ぶりに勉強合宿と海外語学研修を実施、そして、この度は藤嶺祭が3年ぶりにリアル開催となりました。準備の段階から多くの生徒たちが生き生きと活動し、各クラスの工夫を凝らした「映えスポット」は見応えがあり、体育館での各種イベントも大いに盛り上がりました。PTAの皆様にも参加して頂けたことには、大変嬉しく思っております。3年ぶりにおこなわれた各行事とも「やってよかった!」と感じられるものとなりました。
さて、話は変わります。
11/4(金)より「後期教育実習」で4名の卒業生が「教育実習生」として本校にやって来ます。当初は5名来る予定でしたが1名が辞退となったため、4名なのです。その辞退した1名は……矢澤宏太君です。日本体育大学は、できる限り教員免許を取るという方針のようで、昨年5月に来校して教育実習の申し込みをしましたが、本年5月に辞退ということになりました。矢澤君は、先日のプロ野球ドラフト会議で1位指名され、その後首都大学野球秋季リーグ戦で日体大を優勝に導き、これから明治神宮大会2022年関東地区代表校を決める「横浜市長杯争奪関東地区大学野球選手権大会2022年」に出場することになっています。また、11月中には日本ハム球団との契約もあることでしょう。矢澤君が教育実習に来たら、生徒の皆さんも盛り上がったでしょうが、やはり「辞退」は正解ということになりました。矢澤君の大学生としての最後の大会が納得のいくものになるよう祈っています。
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